紛争はまた、「一方的優越性の上に立つ愛」においても生ずる。つまり、どちらもが相手よりもより多くを得べきことを主張する場合であり、その結果、愛は解消に導かれる。
※高田 三郎. アリストテレス ニコマコス倫理学 下 (岩波文庫) (p127). 株式会社 岩波書店. Kindle 版.
アリストテレスの“相手よりもより多くを得べきことを主張する場合であり、その結果、愛は解消に導かれる。“に同意する。
私は昔から自己主張が好きではない。
自己主張をするのはみっともないという価値観を持っている。
そして、自分の利益になるからといって、主張を繰り返す人に嫌悪感がある。
そういう人とは友情を築くことが難しいと考えている。
しかし、一方で主張しなければ、自分が不利益になることも多々ある。
あまり主張しなくても、不利益にならない環境にいることが幸せだと思う。
お互い譲りあってくれる人に囲まれ、きちんと仕事をしたら評価してくれる職場で働けたら嬉しい。
今の私は良い人に囲まれて、良い職場で働けている。
今回内示が出て、会社の役職が上がることになった。
まだ転職して3年なので役職が上がり、とても驚いてしまった。
上司からの説明では、普段の仕事の評価と、職務で関係がある第二種電気工事士の試験に合格したことが理由とのことだった。
自己主張しないで、自分のやることをコツコツやってきたことを、上司が評価してくれて、とても感謝している。
仕事を一層頑張ろうと思う。
さあ、明日も仕事だ。黙ってコツコツ頑張ろう。
