まもるの休日

休日に思索したことを表現したいと思いました

『ささいなことには、苦情を言わないようにしようと思う』

人間的な卓越性のゆえに相手かたを愛するひとびとは、お互いの幸福をはかることに熱心である
相手に対して苦情をいうはずはない。
有用のゆえの愛は、これに反して、苦情が多い。
なぜ かというに、お互いを実利のために利用する友人たちは絶えず過多を要求するものであり、自分は相当するところよりも少なくしか得ていないと思いこむ。

※高田 三郎. アリストテレス ニコマコス倫理学 下 (岩波文庫) (p.122-P123). 株式会社 岩波書店. Kindle 版. 

私はアリストテレスの”相手かたを愛するひとびとは、お互いの幸福をはかることに熱心である。相手に対して苦情をいうはずはない”という言葉は正しいと思う。

私は息子に苦情を言ってしまうことがある。
本当に息子の幸福を考えて言う苦情ならよいが、もっと低レベルなことで怒ってしまうことがある。
例えば息子が私の言うことを聞かないとか、部屋を汚すとかで苦情を言ってしまう。
よく考えると、私がイライラしてしていて、感情的になってしまっていることが原因だ。
冷静に考えて、ささいなことには、苦情を言わないようにしようと思う。
私が息子を実利のために利用することはあり得ないのに、苦情ばかり言うと、私が彼への愛情が少ないことを示していることになる。
彼の幸福を考えるなら、私自身が成長して、見守らなければならない。

昨日は建築設備の国家試験を受けた。合格発表は1か月先だ。そして、違う種類の建築設備の国家試験は11月にある。
引き続き勉強に励もう。

さあ、明日も仕事だ。仕事と勉強を頑張ろう。