まもるの休日

休日に思索したことを表現したいと思いました

『転職すればよいという考え方は、難点を解きほぐし、苦悩から解放される発見だ』

難点の解きほぐし(リュシス)こそが「 発見」(ヘウレーシス)ということにほかならないのである。
※高田 三郎. アリストテレス ニコマコス倫理学 下 (岩波文庫) (p.26). 株式会社 岩波書店. Kindle 版. 

私は建築設備メーカーに30歳から45歳まで15年間勤務していた。
東京で採用され、入社して2年ほどして、地方の営業所に転勤になった。転勤して12年が経過し、その間に結婚して子供もできると、いつ転勤になるか分からない状態で生活することが不安だった。
仕事も楽しく、給料や福利厚生も良かったので、会社を辞めようとは思わなかった。
そのうちに東京本社に戻れることになり、とても喜んだ。しかし、すぐに地方の営業所に転勤の話しが出たため、悩んだ末に転職することにした。
その当時は、何とか転勤にならない方法はないかと考えた。
しかし、転勤のある会社で転勤を避けるのは、とても難しいことなのだ。
転職した今の会社は、小さな会社なので転勤がない。
そのため、転勤の心配が全くなくなった。
これは大きな発見だった。
仕事や会社で悩みがある場合は、解決するのが難しい。例えば、転勤の問題もそうだし、人間関係も難しい問題だ。どうしても合わない人,衝突する人もいる。自分で会社の上司や同僚、後輩などを選べないし、変えることはできない。
この場合の簡単な解決策は転職することなのだ。苦悩しながらも、そのことを発見できて、とても良かった。
私は仕事関係で苦悩することが多い。
そのため、いざとなれば転職すればよいという考え方は、難点を解きほぐし、苦悩から解放される発見だった。
それを知っているだけで、本当に心が救われている。

さあ、明日も仕事だ。頑張ろう。