まもるの休日

休日に思索したことを表現したいと思いました

『負けない男』

優れた人は負けることがない。実際、彼は人より優れていないという点で競うことはないからである。優れた人は、意志に関わるものをめぐる競争にのみ携わるのである。そうであるならば、どうして彼が負けることがあるだろうか。

※國方 栄二. エピクテトス 人生談義 下 (岩波文庫) (p.36). 株式会社 岩波書店. Kindle 版. 

私はなるべく、人と競争しないように意識している。しかし、実際は、気になってしまう。例えば、資格試験などで不合格になると、とてもがっかりする。
会社の同僚が合格していたりすると、悔しい気持ちになってしまう。
しかし、そんな時は、不合格の結果は受け止めよう。資格の勉強により、過去の自分よりは、今の自分の方が知識がついたと考えるようにする。競争相手は、過去の自分なのだから。
そして、仕事が忙しくても、自分の意思で、少しでも勉強に励めるようにしよう。
自分の怠惰な気持ちに勝って、勉強できたら、勝利ということにしよう。
徳がある人は、絶対に人と競争しないと決意しているのだと思う。それは、敗北の原因の多くは自分の怠惰な気持ちなのだから。
自分は、怠惰な気持ちに負けることが多いけど、少しでも、その気持ちに勝てるようにしたい。
人と絶対に競争しないと決めよう。
最も困難なことは、自分に負けないことだ。
徳がある人は、人と競争しないと思う。

それができれば、徳がある人に近づける。

そして、人と競争しなければ負けない男になれる。

明日も仕事だ。人と競争しないで、頑張ろう。