まもるの休日

休日に思索したことを表現したいと思いました

『友人と遊ぶことより、楽しいことはない』

スキーピオーと人生を共にできて、わが人生は幸せであった、と思えるほど二人の友情を思い出すのは楽しいことだ。

※友情について キケロー著 中務哲郎 訳 岩波書店

私の中学生の息子が、友人と近くのバス停で待ち合わせをしていた。駅前のショッピングモールで一緒に遊ぶ約束をしていたのだった。
息子が家を出てバス停に向かった時に、上着を忘れて出掛けていった。
私はそれに気がついたので、慌てて息子の上着を持って、バス停に向かった。
私がバス停に早歩きで向かっていると、息子はすでにバス停にいた。
そして、ちょうど息子の友人が、バス停に向かっているところだった。
息子と友人はお互い目が合うと、嬉しそうに微笑んで、手を上げていた。
私はその光景を遠くから見て、とても嬉しい気持ちになった。
友人と遊ぶことより、楽しいことはないと思う。
中学生とはいえ、まだ幼い顔をした二人だが、もう素晴らしい人間関係を築いている。
自然に笑顔が溢れている。
息子には、これからも、人柄が良い友人にたくさん出会ってほしいと願っている。
私は先週、中学生からの友人と居酒屋で待ち合わせをした。

居酒屋の前で、友人を見つけると、ちょうど友人もこちらを見つけた。
同じタイミングで手を上げて、お互い微笑んだ。
50歳も12歳も同じ行動をとるのだと思った。
良い友人と出会えて、共に過ごした時間は、とても楽しい思い出になる。

友人と出会えたことに感謝したい。

さあ、明日も半日、仕事だ。頑張ろう。