まもるの休日

休日に思索したことを表現したいと思いました

『弱い自分に少しだけ勝てれば、それだけで、人生の勝利と思うようにしている』

物事のうちで、あるものはわれわれの力の及ぶものであり、あるものはわれわれの力の及ばないものである
(力の及ぶものは)
『判断、衝動、欲望、忌避(きひ)』
(力の及ばないもの)
『肉体、財産、評判、官職』
※人生談義 下 エピクテトス 國方栄二 訳 岩波書店

私は子供の時から、あまり承認欲求はない。
それは、自分が愚鈍だったので、人に何でも負けてばかりだった。
だから、負けてもあまり落ち込まない。
昔は愚鈍さが嫌だったが、今はその性質で良かったと思う。
何度も失敗してるので、仕事や資格試験で失敗しても、あまり落ち込まないで、すぐに再挑戦できる。
そして、そのうち、うまくいくこともある。
私もエピクテトスと同じように考えている。
人の評判や、仕事の出世は自分でコントロールできない。
他の意見もあるとは思うが、私は自分の弱さに少しだけでも勝てれば、それだけで人生の勝利として、よいと思っている。
例え、人に勝てなくても、人から選ばれなくても、試験に受からなかったとしても。
唯一自分にできることは、弱い自分に少しでも勝つ努力をすることだ。
もし、それができれば、自分の人生に勝利したということにする。

さあ、明日も仕事だ。頑張ろう。