まもるの休日

休日に思索したことを表現したいと思いました

『心を平静に保つこと』

自分の心の準備と能力を熟知していて、準備ができていない事柄については平静を保ち、だれかほかの人たちがこれらの点で君よりも勝っていようとも、それに腹を立てないほうがよい。
君の心が平静であることに満足すべきである。

※人生談義 上 エピクテトス 國方栄二 訳 岩波書店

エピクテトスは、自分が準備ができていない事をする時も、心を平静に保ち、他人に何かで負けてしまっても、平静であれと言っている。
例えば、私が仕事で、準備ができていないことに対応する時に、平静を保てるだろうか。とても難しい気がする。
そして、仕事で同僚やライバル会社の営業マンに営業活動で負けても、平静を保てるか。
例えどんなことがあっても、心の平静を保てと言っていると解釈できる。
たしかに、どんな苦しいこと、悔しいこと、敗北感を味わう場面でも、常に心の平静を保てる人間は素晴らしいと思う。
感情に振り回されずに、冷静に自分のできることを適切に行える。
例え、どんな苦しいこと、悔しいことがあっても、心を平静に保てれば、勝利なのかもしれない。それができれば、満足して良いのかもしれない。

常に心を平静に保ちたい。

 

さあ、明日も仕事を頑張るぞ。