まもるの休日

休日に思索したことを表現したいと思いました

『嫌な奴と出くわすのは、当たり前』

あけがたから自分にこういいきかせておくがよい。うるさがたや、恩知らずや、横柄な奴や、裏切り者や、やきもち屋や、人づきの悪い者に私は出くわすことであろう。この連中にこういう欠点があるのは、すべて彼らが善とはなんであり、悪とはなんであるかを知らないところからくるのだ。
※自省録 マルクス・アウレーリウス 神谷美恵子 訳 岩波書店

私は仕事をしていると、良い人が多いと、いつも感じている。お客さんや、同僚や、協力会社の人達と、気持ち良く仕事ができることが多い。
しかし、残念に思うが、10人に1人か、2人はとても、厄介な、嫌な奴がいる。
それが近い関係の人だと最悪だ。
例えば直属の上司だったり、長く続く現場の客先の担当者だった場合は、不運としか言いようがない。
常に気分を害されて、仕事しなければならない。
しかし、ローマ皇帝マルクス・アウレーリウスのような身分が高く、立派と言われた人でも、同じように、嫌な連中と接し、悩みを持っている。
当然、私のような、平凡な会社員なら、そんな奴らと出くわす。
例えるなら、嫌な奴に出くわすのは、【雨の日】があるのと同じだと考えている。
特別なことではなく、誰にでも必ず出くわすことなのだ。
そう考えたら、嫌な連中とは必ず出くわすのだから、【雨の日】があるのと、同じように、常に心構えをするようにしている。
雨が降りそうなら、傘を持つとか、降ってきたら、雨宿りするのと同じように、嫌な奴に出くわしたら、うまく離れるとか、そいつらと仕事をしない方法を考える。
最悪は転職もできるように、準備しておくことも大切だ。
どんな嫌な奴に出くわすか、予想できない。大雨の日を予想できないのと同じように。

嫌な奴とは、うまく距離をとろう。

 

さあ、明日も仕事頑張ろう。