書くべきか書くべきでないか
どんな能力が教えてくれるのか。それ自体もほかのあらゆることも考察する能力である。
※人生談義 上 エピクテトス 國方栄二 訳 岩波書店
私は50歳になり、仕事の場合は、少しだけ自分の判断力を信頼できるようになった。
その理由は、建築設備施工の業界で、20年近く仕事をしたため、問題に対して、考察して、判断する経験を積んできたからだ。
もちろん、うまく解決できない場合もあるが、ひとまず、よく考察するようにしている。
突発的な問題などで、時間をかけて考察した方が良い場合は、一旦会社に持ち帰り、人に相談するようにしている。
周りの人や、上司に相談すれば、一人では思いつかない解決方法がある場合も多い。
一旦会社に持ち帰るという判断も、今までの仕事の経験で、その方法がよい場合が多いので、そうするようになった。
若い時の私は、頭が鋭くなく、愚鈍な自分の判断に対して自信がなく、仕事を苦しく感じることが多かった。
今は、たとえ、自分が愚鈍だとしても、しっかり考察して、判断することによって、仕事がうまくいった経験があるので、それなりに判断力に自信がついている。
その自信によって、仕事の苦しみが少なくなったので、良かった思っている。
さあ、明日から仕事だ。頑張ろう。