私は営業職なので、年度末に受注目標金額に届かないと、考え過ぎて落ち込んでしまう。
50歳の今でも、仕事で小さな失敗をして、悩んだりしている。なんとか改善できるよう試行錯誤しているが、うまくいかないことも多い。
しかし、私にできることは、誠実に精一杯仕事をすることだけなのだ。受注金額が達成できるかは、運の要素が大きい。私は、ただ金の為に働いているのではないと、自分に言い聞かせている。誠実に仕事をすれば満足してよいではないか。
建築設備の営業マンの仕事は、社会の役に立ってると、信じて仕事をしている。
働け。みじめな者としてではなく、人に憐れまれたり感心されたりしたい者としてでもなく働け。ただ一事を志せ、社会的理性の命ずるままに。
※マルクス・アウレーリウス 自省録 神谷恵美子 訳 岩波書店
儲けたいとか、稼ぎたいとか、本当はそういう気持ちもある。しかし、余計なことは考えないで、誠実に働こう。
私の仕事の考え方が正しいかどうかは、社会や会社が判断してくれる。
もしも、私が間違っていたなら、会社や社会から排斥される。結果はいつか出るし、受け入れれば良い。
余計なことは考えないで、明日も誠実に、精一杯、働こう。