こんにちは、まもるです
【結論】
1年仕事をして苦しければ、転職しましょう
私が建築設備メーカーにいた時に、他の営業所で気の毒な人がいました。
仮にD君としましょう。
D君は20代中盤の若者で、営業職として大阪で採用されました。
建築設備は未経験ですが、食品関係の営業経験がありました。
私が愛知県の営業所に勤務していた頃に、私が担当していた愛知県の案件の発注会社が大阪に本社がありました。その際にD君がその会社の担当だったため、私が大阪に出張に行き、一緒に会社を回ってもらいました。
出張中に長く話す機会があり、仕事について聞きました。
大阪の営業所の所長はあまり人を教えない人だったため、仕事の教育をしてもらえないとの事でした。何をやれば良いのか、何をしているか分からない、とにかく仕事が苦しいと言っていました。
結局、D君は1年もしないで会社を退職しました。
私は彼の決断は賢明だと思いました。仕事を続けても、その営業所長は気配りできない人です。その為、仕事を教えてもらえないので、苦痛が続く事になります。それなら、新しい環境で自分の成長できる会社に転職した方が良いです。
私は愛知県の営業所で十分に教育をしてもらい、余裕を持った仕事の分量だったので仕事を続ける事ができました。
その間に国家資格を複数取り、仕事の経験を確実に積む事ができたので、何とか仕事ができるようになりました。
私のいる建築設備業界は、私にとって、難しい仕事です。建築設備の知識、法律の知識が必要になり、いつも精一杯働いて、仕事を終わらせています。
仕事を教えてもらえない状況では、到底できない仕事だと思います。私も教育に力を入れてくれた愛知県の営業所以外だったなら、この仕事は続かなかったと思います。
たまに、仕事のセンスがある人が、あまり仕事を教えてもらえなくても、1年くらいで、驚くような仕事ぶりの人もいます。私には真似ができない能力です。
仕事が続くかどうかは運なのだと思います。
例えば、選んだ仕事で、その仕事のセンスがあったら、仕事を続けられると思います。例え、人が教えてくれなくても、できてしまうと思います。
または、選んだ会社が良く、きちんと仕事を教えてくれて、成長を待ってくれる環境にいる。
その二つ以外だと仕事を続ける事は困難です。
教えてもらえないのに、仕事の責任を負わされると、とても苦しい生活になります。そして、そのような会社は、その人に誹謗中傷してくる人がいます。
仕事を覚える前に仕事が嫌いになり、精神的にも持たなくなります。
私は自分の経験から、会社は1年位で見極めると良いと思います。1年勤務してみて、今後もその会社で楽しく働けると思えるなら、続けると良いです。しかし、仕事を教えてもらえないで、先が見えないとか、自分にその仕事の適性がないなどが分かれば、転職活動をしましょう。
半年から1年位、次の転職先が決まるまでかかるので、1年位で見極める事ができると、賢明な判断だと思います。
判断の基準は、苦しいか苦しくないかで判断する事も一つの方法だと思います。