こんにちは、まもるです。
【結論】
転職すると絶望から立ち直ることができます。
下の写真をみてください。
私が建築設備メーカーにいて、転職が決まる会社の面接1日前の写真です。
私はこの写真をたまに見るようにしています。
この時に絶望感を感じていました。妻と一緒に気分転換に桜を見にいきました。
私は桜を見るのが好きです。気候も良く、桜を見るのは本当に幸せな気持ちになります。しかし、この日は桜を見ても幸福感を感じることが全くできませんでした。気分が落ち込んでいると、例え綺麗な桜を見ても辛く、不安な気持ちが晴れることはないのです。
絶望感はそれだけで人を不幸にします。それを解消するには、その不幸の原因を解決するしかないのです。
私の絶望感を味わうほとんどの事は仕事が原因です。人生において多くの時間を費やし、それにより生計を立てているのですから、当然なことです。
仕事の問題は私の人生ではとても大きな問題でした。
当時の状況ですが、私は約15年勤務した建築設備メーカーから転職しようとしていました。
以前も書きましたが、12年ぶりに東京勤務になり、地元の神奈川県に戻れたのに、すぐに転勤の候補者になり、会社に対して憤りを感じました。
中古の一軒家を購入し、子供も小学校に入学して、やっと地元で落ち着いて生活できると思っていたからです。
約15年ぶりの転職活動を開始しましたが、忙しい仕事の合間で不慣れな転職活動に疲れはててしまいました。
自分なりに今後のキャリア形成を考えて、自分の経験のある建築設備の保守の会社に応募する戦略でした。
建築設備を限定したため、応募できる会社がほとんどありませんでした。
1ヶ月に1社応募できる会社があれば良い方です。
ストレスから頭痛が続きました。
多忙な中で履歴書作成や平日に休みを取っての面接などはとても大変でした。
1社目は内定が出ましたが、自分の望んでいない建築設備の保守の仕事のため、断りました。その時には頭痛の問題もあり、全ての生活が嫌になってしまいました。
また面接をして、希望に合わなければ、また最初から探さないといけないことを辛く感じました。
2社目の面接も決まっていましたが、1社目の件があり期待を持っていませんでした。
頭痛と精神的な疲労により、生活に嫌気がさしました。経済的にも、仕事をしなければ家族が生活できません。そのため、内定を取らなければ、会社を辞めることができないのです。自分はこの生活からずっと抜け出せないのではないかと、絶望していました。
しかし、この次の日に面接をして状況がガラッと変わりました。面接した時に自分が完全に望んでいた仕事内容でした。給料は下がりますが、なんとか生活できる額でした。面接官との話しも弾みました。採用担当者からどうしても入社して欲しいと言われました。後は正確な給料の計算をして連絡をもらえることになりました。1週間後には内定が出ました。
私は心の底から嬉しく、幸福な気持ちになりました。同じように桜を見ても心から美しいと感じられました。次の仕事が決まってからの日々は内定が出る前の日々とは全く違う心境でした。
私が転職に後ろ向きだったのは、40歳を過ぎた自分を採用してくれる会社はあるかの不安でした。現職の給料からどの位下がるかも想像できませんでした。実際に条件を聞いて、安心できました。そして、内定をもらえたことは、今まで自分のやってきた仕事への自信になりました。是非入社してほしいと言われると嬉しく思います。
妻と息子がいて、家のローンを抱えて失業する訳にはいかないのです。採用してくれる会社がなければどんなに嫌でも今の会社を辞めることはできないのです。
しかし、採用してくれる会社があれば何も不安なく、今の会社を退職できるのです。私はこの当たり前のことが分かっていませんでした。40歳を過ぎると採用されないと思いこんでいました。私の職務と業界では40歳を過ぎても採用されます。インターネットの情報や就職アドバイサーの話しでは分からないのです。業界や業務やその人の持ってる経験や資格でそれぞれの状況は変わります。
あなたが転職できるか、できないかは、あなたしか分からないのです。誰もアドバイスできないのです。何度も面接を受けてみましょう。何度も内定がもらえるようでしたら、あなたはいつでも好きな時に会社を辞めることができます。
転職が決まれば、絶望感から立ち直ることができるのです。私はそれをみなさんに伝えたいです。
みなさんも必ずできるのです。