2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧
協和の存在しうるのはよきひとびとの間においてである。すなわち、よきひとびとは自己に対しても、お互いに対しても協和している。 ※高田 三郎. アリストテレス ニコマコス倫理学 下 (岩波文庫) (p150)株式会社 岩波書店. Kindle 版. ※協和=心を合わせて、…
誰よりも自己と苦悩を共にし、自己と快楽を共にする。というのは、善きひとにとっては同じものがいつも苦痛であり、同じものがいつも快適なのであって、その時々によっていろいろそれが異なることがない。つまり彼は、いわば後悔しないですむひとなのである…
よきひとは自己と一緒に時を過ごすことを願う。それは、事実、快適なことがらなのである。というのは、彼の過去においてなしたことがらの記憶は欣ばしい記憶であるし、未来に対する彼の期待は善き期待なのであって、かかる期待は快適たらざるをえない。 ※高…
自己の魂における「それによって知慮の行なわれるところのもの」の生と保全を。事実、よきひとにとって、存在しているということは善なのである。 ※高田 三郎. アリストテレス ニコマコス倫理学 下 (岩波文庫) (p143)株式会社 岩波書店. Kindle 版. “存在し…
(友人とは)人間の「卓越性」であり「よきひと」なのであると思われる。 すなわち、彼は自分自身と志を同じうするひとなのであり、同じものを彼は、その魂の全体によって欲求する。 ※高田 三郎. アリストテレス ニコマコス倫理学 下 (岩波文庫) (p142) 株式会…
お互いの「ひととなり」に対する愛は、既述のごとく、人間自身に即するものであるがゆえに持続する ※高田 三郎. アリストテレス ニコマコス倫理学 下 (岩波文庫) (p132) 株式会社 岩波書店. Kindle 版. “お互いの「ひととなり」が良い人の友情や愛情は長く持…